ドラマコラム 『結婚できない男』

 このドラマの主人公はぼくの写し鏡である。毎日、TSUTAYAへ行きDVDを借りて観る。そしてクラシックを他者の迷惑を顧みずがんがんと鳴らす。しかし、ちがうのはドラマの主人公が一流の建築家であり、ぼくは只の阿呆学生であるという点である。しかも、主人公は部下を顎で使う、その統治力には眼をみはるものがある。これは部下のこころを熟知していなければできないわざである。アル意味上記の行為が部下の統治に某かの役目をはたしているかもしれない。となると、ぼくの現状の行為も未来のこどもたちに影響を及ぼす可能性がまったくないとは言い切れない。